病院のご案内

理事長あいさつ・病院長あいさつ

理事長よりご挨拶

決めた理由

当院は丸山大司が昭和34年に小県郡丸子町に丸山医院を開業したことに端を発します。昭和40年丸子中央病院となり、その後4期の新築工事を経て昭和60年には総合病院の認可を受け「丸子中央総合病院」に名称変更しました。地域医療のニーズが地域住民の方々との相互理解の下に健康増進ならびに疾病の予防に取り組むことととらえ、最高水準の医療サービスの提供に全力で取り組んでまいりました。

丸山医院開業から50年を経過した現在、超高齢化など社会構造の大きな変化によって地域や医療の在り方が大きく変わりました。この社会の中で病院がどうあるべきか熟慮した結果、「地域と共に歩む病院」を目指すことが必要と考えました。そのためには設備等の刷新も必要と考え、平成21年より新病院の計画を立ち上げ、平成25年8月、上田市中丸子に新築移転しました。その際、病院の名称を「丸子中央病院」に戻し、開業当時の原点に立ち返り地域に根ざした病院を目標に再スタートしました。

移転した新病院では電子カルテを導入、MRIやCTなどの医療機器を最新鋭の機器へ更新し、手術室や内視鏡センターの拡充など、質の高い医療を提供できるようにしました。廊下と病室はゆとりあるスペースを確保し、大きな窓を配置した食堂からは浅間山、烏帽子岳を望めます。人間ドックは9階に配置し、ホテルのようなゆったりした空間を目指しました。ドック専用ラウンジでは山田康司シェフによる料理を提供し、多くの受診者の皆様より好評を頂戴し、併設しているレストランでは一般の方にも山田シェフのランチを提供しております。

ハードだけでなく安全性や医療の質を高めるため、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価3rdG:Ver.1.0の認定を受けました。また医療従事者を対象としたAHA(アメリカ心臓協会)公認「BLS/ACLSコース」を定期開催しており、当院職員の90%以上が受講しました。当院だけでなく、他医療機関のスタッフの皆様にも受講いただいております。また、一般の方 を対象とした心肺蘇生法の普及活動「PUSHプロジェクト」も実施し、地域の救命率向上を目指しています。

「地域に開かれた病院」「病でなくても足を運べる病院」をめざし、各種イベントも開催しております。市民公開講座を開催し住民の皆さんに医療情報を提供するだけでなく、医療以外の地域貢献として音楽家の皆さんをお招きしてロビーコンサートの開催、地域のお祭り「まるこベルシティまつり」を協賛し、病院敷地内で様々なイベント、花火大会を行っています。また株式会社ツルヤ様と共同で栄養のバランスを考えた体に優しいレシピ「いきいきレシピ」をご家庭にお届けしております。

今後も医療・介護サービスは勿論、それ以外の分野でも地域のしあわせ創りに全力で取り組んでまいります。引き続きの御支援、御協力をお願い申し上げます。

特定医療法人丸山会
理事長 丸山 和敏

病院長よりご挨拶

進む方向

皆様こんにちは

丸子中央病院の病院長を勤めさせていただいている勝山です。当院には、新病院への移転の年、平成25年4月に赴任しました。以来3年半となります。と申しましても、私が医学部を卒業した49年前の昭和42年、初めて勤務した病院が丸子中央病院でしたので、懐かしい患者さん、住民の皆様、さらには職員の方々との再会に大いに期待しておりました。幸い多くの方々に(あるいはそのご子弟あるいはお孫さん世代も含めて)めぐり逢うことができて、大変うれしく、また楽しく仕事をさせていただいております。

今まで色々な病院で働く機会に恵まれました。長野県内には、国公私立など設立母体が異なる、あるいは対象とする患者さんを異にする様々な病院が数多くありますが、それぞれに特徴があります。大学附属病院では知識に対する熱気が、こども病院ではこども医療に懸ける情熱が、僻地の病院では地域を守ろうとする使命感が溢れていました。一方、この丸子中央病院にも際立った特徴があると感じています。それを一言で現すとしたら、病院が持っている「ぬくもり」でしょうか。

明治以来、日本の医療機関は西洋医学を実践する場でした。西洋医学は論理性、合理性、実証性を基本とする自然科学の一分野であり、ここ10年から20年ほどの進歩には驚かされるばかりです。この劇的な進歩はディジタル化された情報処理とそれを活かした遺伝子解析技術によって支えられています。このようなディジタル志向の強い中で、患者さんと医療関係者の関係はややもすれば「契約」という法律用語で理解される傾向が強くなっているように思います。法的にはこれですっきりとするのかもしれませんが、「ぬくもり」は失われつつあると切実に感じます。

では、ここ丸子中央病院で今まで「ぬくもり」が保たれてきたのは何故でしょうか。もちろん、科学としての西洋医学をないがしろにしているからではありません。当院初代病院長の丸山大司先生は昭和34年にこの地に丸山医院を開業されましたが、後に320床を擁する丸山会丸子総合病院へと成長した後もこの地域に密着して医療活動に励まれました。私の脳裏に焼き付けられているのは、地域の方々と共に生き、ともに悩み、ともに歩んでいた先生の姿です。その伝統は現丸山和敏理事長を始め病院職員にも脈々と受け継がれています。医師を含めて職員の多くはこの地の出身者であり、患者さんと病院職員の地縁、血縁を通じての絆がこれほど強い病院はあまり例がなく、また、地域の皆様にこれほど支えられている病院もありません。職員が地域の方々のために働くことを当然と思う、そして地域の方々にサポートしていただいている、これこそが「ぬくもり」の源泉だと思います。

患者さんと医療関係者の関係は上下関係でもどちらかが従属するような関係でもありません。お互いに相手を人として尊重し、力を合わせて病いを治療し癒すところに医療の本質があります。私も医療に携わる一人として、患者さんが希望をもって前向きに生きることができるように元気づけることができればと願っています。

現在、丸山理事長が先頭に立ち、特定医療法人丸山会として、医療から介護まで、切れ目のないサービスを提供できるように質的に向上できるよう全力を上げて取り組んでいますが、まだまだ不十分なところがあります。その一つが常勤の小児科医の不在であり、さらに皮膚科医についても常勤医が欲しいと皆さんから強い要望が寄せられています。いずれも医師不足が深刻な診療科ですが、我々としても何とかしたいと言う気持ちでいっぱいです。

当院がこれからも成長し続けるためには地域の皆様からの変わらぬご支援、ご鞭撻がどうしても必要です。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

丸子中央病院
病院長 勝山 努

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