介護リハビリテーション科
介護リハビリテーション科は、いわゆる介護保険法に基づいた事業を中心として、入所・通所・訪問など様々なニーズに対して、多様なサービスを提供しています。医療機関や各種施設等を退院・退所された方、もしくは入院・入所された方が新たな場所でも円滑に生活がスタート出来るように、医療リハビリテーション科や各事業所とも連携を密にして、継ぎ目のないサービスを目指しています。また、各市町村からの委託事業や出前講座のような、地域に出向いての活動も行っています。
現在、理学療法士(PT)10名、作業療法士(OT)4名、言語聴覚士(ST)1名が介護リハビリテーション科に所属しており、地域包括ケアシステム構築に向けて、上田市および近隣市町村の実情に応じながら、今後とも地域の皆様の生活を全力で応援させていただきます。
介護リハビリテーション科職員保有資格
循環器認定理学療法士(1名)、介護予防推進リーダー(1名)、地域包括ケア推進リーダー(1名)、3学会合同呼吸療法認定士(1名)、心不全療養指導士(1名)、住環境コーデイネーター2級(1名)
介護療養型医療施設(ケアあおぞら)
当院7・8階にある介護医療院「ケアあおぞら」にて、専従理学療法士2名を中心に理学療法士、言語聴覚士が入所者様の身体機能状況に応じたリハビリテーションを提供させていただきます。医療保険と同様に医師の指示のもと、またケアプランに則り、看護師、介護福祉士、管理栄養士など多職種共同でリハビリテーションの計画を立てて実施しています。入所者様全員が安心・安全・安楽に成果していただける様に機能訓練だけでなく、生活支援という形で様々な角度からサービスを提供させていただきます。
通所リハビリテーション(デイケア)
ご自宅や各種施設から当院まで通っていただき(送迎あり)、身体機能向上・社会参加を目的に一人一人に応じたケアプランに則って様々なサービスを提供させていただきます。特に、日常生活の場面で必要となるが一人では行いにくい動作等には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がご利用者様の能力や状況に応じてリハビリ計画を立て、医師の指示のもと定期的な見直しを行いながら、リハビリテーションを提供させていただきます。食事、排泄、入浴等のサービスもご自宅などでの生活の場面に繋がるような支援を行っています。
訪問リハビリテーション
訪問看護ステーション(そよかぜ)
訪問看護ステーションの職員(非常勤)としてリハビリテーションを提供させていただきます。リハビリテーションの内容は、訪問リハビリテーションと変わりありません。
訪問看護での看護サービスとリハビリテーションサービスを併用してご利用になれます。同事業所の職員(看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等)が進行性の疾患や障害等に対して連携を取りながらしっかりアプローチさせていただきます。訪問リハビリテーションと同様に、主治医が当院でない場合でも、かかりつけ医からの指示でサービス提供ができます。また、特定疾患に該当される方は、医療保険でのサービス提供もできるため、ご相談ください。
介護予防・地域活動
市町村や各自治会より委託を受けて理学療法士や作業療法士が各地域の公民館などへ出向いて地域住民の皆様に健康で生き生きと生活をするための運動指導や生活動作指導を行っています。病院という特徴を生かし、歯科衛生士や管理栄養士と協力して運動と密接に関係する口腔機能や栄養についての講話なども取り入れて行います。