病院のご案内

介護リハビリテーション科

介護リハビリテーション科は、いわゆる介護保険法に基づいた事業を中心として、入所・通所・訪問など様々なニーズに対して、多様なサービスを提供しています。医療機関や各種施設等を退院・退所された方、もしくは入院・入所される方が新たな場所でも円滑に生活をスタートできるように、医療リハビリテーション科や各事業所とも連携を密にして、継ぎ目のないサービスを目指しております。また、各市町村からの委託事業や出前講座のような、地域に出向いての活動も積極的に行っております。

現在、理学療法士(PT)6名、作業療法士(OT)4名、言語聴覚士(ST)1名が所属しており、2025年度の地域包括ケアシステム構築に向けて、上田市および近隣市町村の実情に応じながら、今後とも地域の皆様の生活を全力で応援させていただきます。

各事業所でのリハビリテーション事業

介護療養型医療施設(ケアあおぞら)

介護療養型医療施設当院7・8階にある介護療養型医療施設「ケアあおぞら」にて、理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)が、入所者の状況に応じたリハビリテーションを提供しています。医療保険と同様に医師の指示のもと、またケアプランに則り、看護師・介護福祉士・栄養士など、多職種共同でリハビリテーションの計画を立てて、実施していきます。入所の皆様全員が、安心・安全・安楽に生活していただけるよう、機能訓練だけでなく生活支援という形で、様々な角度からサービスを提供いたします。

通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーションご自宅や各種施設から当院まで通っていただき(送迎あり)、ケアプランに則って定期的なサービスを提供させていただきます。特に、生活の場面で必要なコトやモノを練習するにあたり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がご利用者の能力や状況に応じて計画を立て、医師の指示のもとに定期的な見直しを行いながら、リハビリテーションサービスを提供していきます。食事や排泄、入浴などのサービス時も、ご自宅などでの生活の場面につながるような練習を行っていきます。

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーション実際に生活されている場面でのリハビリテーションのサービスです。以前はご自宅に訪問させていただくことがほとんどでしたが、最近の多様な生活スタイルの変化に伴い、各種施設で生活されているところへ訪問させていただくことも増えてきました。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリ専門職が、御利用者もしくは介護をされている方等の状態・状況に応じて、医師の指示のもとに、計画的にサービスを提供いたします。介護保険をご利用の場合、主治医が当院でなくても、かかりつけ医からの指示でサービスを提供できますので、介護支援専門員(ケアマネージャー)にご相談ください。

訪問看護ステーション(そよ風)

訪問看護ステーション訪問看護ステーションの職員(非常勤)としてのリハビリテーションを提供させていただきます。リハビリの内容は、訪問リハビリテーションと変わりありません。特に、訪問看護での看護サービスをご利用の方が、併用でご利用になるケースが多いようです。同じ事業所の職員(看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)が異なるサービス(看護・リハビリ)を提供できるもので、進行性の疾患や障害に対しても、しっかりとアプローチさせていただきます。訪問リハビリテーションと同様に、主治医が当院でなくとも、かかりつけ医からの指示があればサービスを提供できます。また、特定の疾患に該当される方は、医療保険でのサービスも提供できますのでご相談ください。

そよ風訪問看護ステーション 0268-42-1100

介護予防・地域活動

介護予防・地域活動

介護予防教室の開催

市町村より委託を受けて、65歳以上で一定の条件に該当する地域住民の方を対象に、介護予防教室を開催しています。理学療法士・作業療法士による、家でも行える運動や生活動作の指導、栄養指導の他、介護福祉士と協力して、運動や手芸を中心としたレクレーション活動を実践しております。みんなで楽しく要介護状態を予防する教室を目指しており、平成28年度は約30名の方にご参加いただきました。

地域へ出向いての活動

理学療法士や作業療法士が各地域の公民館などに出向いて、地域住民の皆様に、健康で生き生きと生活するための運動指導、生活動作指導などを行っています。病院という特徴を生かし、歯科衛生士や管理栄養士と協力して、運動と密接に関係する口腔機能や栄養についての講話なども取り入れています。

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