病院からのお知らせ

【就職をお考えの方へ】当院は「研修を行う人」の育成にも力を入れています!

投稿日時:2021/11/24

丸子中央病院には「研修センター」があり、日々様々な研修やイベントを行っています。11月20日には7回目となったシミュレーション医療教育シンポジウムを開催しました!


そもそもシミュレーション医療教育とは、医療現場で「知っている」と「できる」とはちがいますよね?このような知識と行動のギャップを埋めることができ、同時に患者さんと学習者の安全を確保しつつ学習できる方法が「シミュレーション教育」で、以下のような種類があります。

①タスク・トレーニング (スキル・トレーニング)
口腔内吸引、静脈注射、導尿、人工呼吸、胸骨圧迫などの技術練習です。手順に従って、安全に正確に実施できるまで練習します。

②アルゴリズム・ベースド・トレーニング
BLS(basic life support)に代表されるように、アルゴリズムに基づいて対応できることを目標としたトレーニングです。

③シチュエーション・ベースド・トレーニング
より臨床現場に近い状況を想定し、個人やチームでの対応をトレーニングします。学習者が何を学びたいか、または指導者側から見て何を学んでほしいかが学習目標となり、蘇生や急変対応の場面のほか、患者・家族へ説明や検温など、様々な状況を取り上げることができます。



7回目の演題は「Recent Topics in Simulation Education(シミュレーション教育に関する最近の話題)」。ハワイ大学のBenjamin W Berg先生と福島県立医科大学の及川沙耶佳先生(通訳)による講演で、オンラインでの開催となりました。



コロナ禍で人が集まれないなか、どのように医療研修を行うのか。オンライン研修などさまざまな方法や、その効果についてお話いただきました。参加者は日本全国の医療機関で研修を担当されている方々約70名。なかにはアメリカからご覧になっている方もいて、オンラインならではの開催となりました!


ちなみにこれまでは下記の内容で開催してきました。

第1回 「振り返り手法としての “デブリーフィング” を理解する」
第2回 「“シナリオ”の作り方とその使い方」
第3回 「チーム医療から見たシミュレーション教育」
第4回 「急変対応とシミュレーション教育」
第5回 「シミュレーション医療教育の実践」(台風によりWEB開催)
第6回 「シミュレーション教育を医療現場へ」(新型コロナウイルスによりWEB開催)

 
丸山会ではこのように研修だけでなく「研修者の育成」にも力を入れています。採用が気になる方、お気軽に以下の採用特設サイトよりお問い合わせください!

 
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