感染防止対策院内研修会「患者と医療者を守る予防接種の考え方」が大勢の職員参加により行われました。
去る1月24日(火)18時~、感染防止対策委員会主催の全職員対象院内研修会が行われました。
講師の先生に、信州大学医学部附属病院 感染制御室の金井信一郎先生をお招きし、「患者と医療者を守る予防接種の考え方」という題目にて麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘ワクチン、B型肝炎、インフルエンザの6つの感染症ワクチンについてお話をうかがいました。
金井先生からは、予防接種のメリット、デメリットについてや、また、日本のワクチン接種が世界より遅れているという現状についての説明がありました。遅れている原因としては、ワクチンの種類が少ない、ワクチン接種がしにくい状況、副作用に対する不信感等などがあり、今後の課題でもあること、なおかつ長野県は予防接種状況が全国でも低く、特に上田地域は悪い現状だと懸念されていました。
6つのワクチンの特徴や接種効果等も勉強でき、ワクチン接種は「思いやり」という観点から、他の人を守るためにも必要である、ということが理解できた研修会となりました。有意義な時間でした。