平成28年度入社式が行われました！

4月1日、丸山会に新しい仲間が加わりました！新入職員さん、26名を加え地域のみなさん、
患者さんに寄り添う医療を提供して参ります。

＜丸山 和敏理事長＞
今日の入社式を迎えられて喜ばしく思っております。みなさんは、どんな気持ちで今日ここに来られたでしょうか。
幸い天気も良かったため、良いスタートを切れたのではないかと思っています。私もみなさんと同じような
時期があったのですが、その頃はちょうどバブルと言われる時期で、真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいくような時代でした。

今は、世界に目を向けても難民の問題、そしてテロの問題と何となく暗いですよね。国内でも景気の問題を抱えています。
深刻な世界情勢です。では、この上田地域はどうなのでしょうか。高齢化社会が迫っています。
年間で約900～1000人人口が減っています。私が子供だった頃は、小中学校の生徒は今の倍ぐらいいました。
これは日本だけでなく世界が抱える課題かもしれません。

そんな中で介護と医療、これは両方とも大きな柱となる存在で、みなさんはその中に飛び込んできたということです。
これから色々なことがあるかもしれませんが、今日のような青空がいつも続くとは限りません。ほとんどが良くて曇り、
嵐、雪になるかもしれません。

しかし、青空になる日もあります。介護、医療という仕事は、良い仕事です。みなさん、働いてお金を貰って
買い物にいきますよね。その時に、「買わせていただいてありがとうございます。」と言ったことはないですよね。
ところが、この業界はお金を出して「お世話になりました。」と言って貰える仕事なんです。
これは素晴らしいことです。同時に、責任も重いということです。

みなさんもこの一瞬の青空のために働いてください。これから様々な課題に直面することがあると思いますが、
経験を積み地域に貢献できる医療人になってください。今後、お願いしていきたいことは、
第一に自分の健康を大事にしてください。自分が不健康の場合は、良い介護、医療は提供出来ません。
そして第二にいつも疑問を抱いてください。何故、このようなことをやらなければいけないのか。
日々の仕事の中で考え、より良くするにはどうしたら良いか考えてください。
そして、最後に目標を持ってください。今日は、入社式でスタートでありゴールではありません。
職種の中には、様々な資格があります。上を目指してください。

みなさんに活躍に期待しています。

＜勝山 努病院長＞
丸山会に就職いただきありがとうございます。
みなさん、色んな想いがあり就職して下さったのだと思います。
今、医療の世界は大変な時代に突入してきました。みなさんのような若い世代の力が必要です。

東洋の世界では、2000年以上に渡り、「医は仁術」という言葉が使われてきました。「仁」という言葉は、私が
理解するところで「真心を持って人と付き合う」ということです。医療というのは、患者さんの１番大切な命に
接していく仕事ですよね。患者さんと寄り添い真心を持って接することが出来るように
自分を磨いていってください。

患者さんと付き合うために、その前にまず仲間と付き合えないといけませんね。
長い間、医療の世界に生きてきましたけど仲間を大切に出来なくて患者さんを大切にすることは出来ません。
仲間を大切にするというのは、まず自分に自信が持てるようになることです。そのために必要なことは
自分の能力を磨き医療人として自信を持つことですね。医療の世界で生きていく以上、能力、技術を磨き自信が
持てるようになることで自分の人生に誇りを持てるようになります。

医療法人丸山会は、人材を育てることは１つの大きな目標としてます。みなさんが立派な医療人と
なることを楽しみにしています。