病院からのお知らせ

平成29年度第3回丸子中央病院市民公開講座を開催いたしました

投稿日時:2017/07/17

去る平成29年7月15日(土)14時~、平成29年度第3回 丸子中央病院市民公開講座を開催いたしました。

「がんの時代を生きる②~検診と肺がんの話~」と題して、北里大学医学部呼吸器外科学教授 佐藤之俊先生にご講演いただきました。佐藤教授には今年1月の新春特別 丸子中央病院市民公開講座で「がんの時代を生きる~長寿とがんの話~」という題目でご講演いただいております。とても分かりやすいお話と非常に好評の佐藤先生の講演ですが、今回は「健診」と「検診」の違いを説明いただき、がんを見つけるためには「検診」が大切であることや、特に男性のがん死亡率第1位の肺がんから命を守るために「検診」の必要性をお話いただきました。

多くの皆様にご参加いただき、大変興味いお話に会場の皆様もメモなど取りながら熱心に聴き入っていらっしゃいました。

 

講師:佐藤之俊教授
座長:橋倉泰彦研修センター長(丸子中央病院)

後半では、会場の皆様が、実際に手術現場で使用される超音波切開装置を触ったり、簡易模型を使って実技体験を行うなど、普段お目にかかれない最先端医療現場での手術器材に触れる機会を作っていただき、恐る恐る体験されているのが印象的でした。

超音波切開装置を触っての実技

 

最後に、「がんの時代を生きる」現代の中で大切なことは、「人生をより良く締めくくる」「より良く自分らしく生きる」「大切な家族、友人、そして自分のために常に「ありがとう」を伝える」という佐藤先生のお言葉で講演会は締めくくられました。その後、会場からは多くの質問も出て、大変有意義な時間となりました。

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