心肺蘇生法講習会【「救うのは君だ!」PUSHプロジェクト in 信州】が丸子中学校で開催されました。
去る11月10日(木)14:30~ 丸子中学校PTA主催の心肺蘇生法講習会【「救うのは君だ!」PUSH in 信州】が開催されました。当院の研修センター長、橋倉泰彦医師をはじめとするPUSHプロジェクトチームがインストラクターとなり、丸子中学校の全校生徒と保護者、合わせて350名ほどの参加者に講習を行いました。
講習は、ビデオを流しながら橋倉医師の説明をもと、心肺蘇生トレーニングツール「あっぱくんライト」を使って2人1組となり、突然倒れた人を救命するために自分たちが実際にできることを学びました。
丸子中央病院PUSH認定インストラクターの面々
橋倉医師による説明
PUSH プロジェクトは3つのPUSH
1 胸をPUSH 2 AEDのボタンをPUSH 3 あなた自身をPUSH を目標としています。
1の胸をPUSHは、突然倒れた人がいたら、周りの人に応援を求め、119番通報とAEDの要請。そして胸骨圧迫(胸をPUSH)。
2のAEDのボタンをPUSHは、AEDの電源ボタンを入れて、AEDの指示によって、ショックボタンをPUSH。
3のあなた自身をPUSHは、倒れた人に近づいて声をかける。勇気を出して声をかけ、自分自身ができることを何かする。自分の心をPUSH。
これに沿って、全校生徒や保護者が倒れた人に声をかける練習、胸骨圧迫の練習、AEDの使い方を学びました。
講習のまとめに橋倉医師より「いざという時は練習通りにいかないかもしれないが、自分にできることを実行してほしい」と呼びかけました。
生徒さんからも「自分が動くことで命が助けられるなら、勇気を出して今日学んだことを実践したい」という声もあがりました。