第6回　市民公開講座を開催しました！

平成29年12月2日（土）に当院のエントランスホールにて市民公開講座を開催しました。

今回は、信州大学小児医学教室より中沢洋三教授をお招きし「地域療育～住みたい街で暮らし、育てる～」と題しご講演いただきました。

発達障がいや、医療的ケア児（人工呼吸器や、たんの吸引、胃ろうなど生活支援が必要な子どもたちのこと）が、地域で生活していくためには、家族だけではなくその子を取り巻く周囲の理解と手厚い支援が必要であることが良く分かるお話でした。地域の現状も交えたお話でしたので、より身近に感じられる内容でした。

講演会は、約80人にお越しいただきました。会場からは「発達障がいについて知識を持つ人間を増やすことが支援につながるのではないか」というご意見や、発達障がいをお持ちのお子さんががいらっしゃるご家族からは、「教育現場（小中学校など）にも発達障がいを知って貰える機会が増えればいいなと思う」という声もありました。

中沢先生には、日頃の悩みやご質問も１つ１つ丁寧にご回答いただきました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。